煽り運転が厳罰化されましたが、テレビで煽り運転による事故の報道をいまだに見かけます。煽る人は厳罰化などお構いなしのようです。
そうなると、自分の身は自分で守るしかありません。
といういう事で、今回は愛車CX-3に前後2カメラドライブレコーダー コムテック「ZDR025」を取り付けてみました。
CX-3に前後2カメラドライブレコーダー
コムテック「ZDR025」を取り付ける
今回取り付けるドライブレコーダー、コムテック「ZDR025」は、フロントガラスとリアガラスの2箇所に取り付けて、前方と後方を同時に録画できるというものです。
前方だけでなく後方も録画してくれれば、車間を詰められたり追突されたりしたときにしっかり証拠が残るので安心です。
コムテック ZDR025を選んだ理由は、価格と性能のバランスがいいこと。
迷ったらこれを付けておけば間違いないと思います。※2021/5月現在
取り付け方
後方カメラの取り付け
はじめに後方のカメラから設置していこうと思います。
設置場所はリアガラスの中央上部です。
初めにリアガラス上部の樹脂カバーを引っ張って外します。
少し強めに引っ張ると、バリッと外れます。
こんな感じに外れます。取り付ける時も、突起を穴に押してはめ込むだけでオーケーです。
樹脂カバーを外したら大きな穴が開いているので、そこからフロントカメラまで伸びる配線を通していきます。(前後2カメラドライブレコーダーの取り付けは、前方カメラと後方カメラを配線で繋ぐ必要があります)
大きな穴から配線を通して、蛇腹のゴムホースを内を通していきます。
ゴムホースの付け根を引っ張れば外れるのですが、中に白い引っ掛かりがあるのでゴムを広げながら外していきます。
蛇腹のゴムホース内は配線がいっぱいでかなり狭いので、ここをドラレコの配線を通すのは一苦労です。
ここが今回のドラレコ取り付けで一番の山場だったと思います…。ゴムが切れるかもと冷や冷やしながら通しました。
(僕はすこし強引にヨジヨジ通していきましたが、専用の配線通しを使えばもっと楽に通せたと思います。)
ゴムホース内を通したら、穴を通してそのまま社内に引っ張っていきます。
ここから出てきます。
この時点で、引きで見るとこのような状態になると思います。
上から出ている配線はそのまま後方のカメラに繋ぐだけですが、下の配線は車内の隙間を通しながら、前方のカメラへと引っ張っていかなければなりません。
Cピラーの樹脂の隙間を通し、リアドアのウェザーストリップを引っ張って外して…
Bピラーを通して…
そうそう、ドア上部の隙間を通していると、エアバッグが見えます。
配線の通し方が悪ければ最悪の場合エアバッグが正常に作動しない場合も考えられるので、ここを通す際は注意してください。
※通す際は自己責任でお願いします。
フロント上部の隙間を通し…
ここから出します。
横に見えるもう一本の配線は電源用の配線になります。この配線を使って、車からカメラへ電気を引っ張ってこなくてはなりません。
次にこの配線の取り付けに移りたいと思います。
カメラの電源の取り出し
ドライブレコーダー本体(ZDR025)に付属品として付いてくる物を使うと、シガーソケットから電源を取ることになります。
CX-3にはシガーソケットが1つしか付いていないので、そこをドラレコの電源として使ってしまうとスマホの充電器を挿ことができなくなってしまうんです。
(シガーソケットを2口にするものも販売されれいますが、見た目がちょっと…)
なのでヒューズボックスから電源を取ろうと考えていました。そこで必要なのがオプションとして販売されている「HDROP-15 直接配線コード」です。
これを繋げばシガーソケットを使わずともヒューズボックスから電源を取れるのですが、調べてくと「HDROP-14 駐車監視・直接配線コード」というものも販売されていました。
こっちは駐車中の監視もしてくれるし、ヒューズボックスからも電源を取ることができます。お値段もそこまで大きく変わらなかったので、「HDROP-14 駐車監視・直接配線コード」を購入し、取り付けることにしました。
ヒューズボックスから電源を取るには、この他にさらに揃えなくてならないものがあります。
エーモンから販売されている「低背ヒューズ電源15A」です。
2個ありますが、1個は常時電源用(駐車監視用)、もう1個はACC電源用(運転中録画用)です。「HDROP-14 駐車監視・直接配線コード」の黄色と赤色の配線に繋げます。
このヒューズ電源は配線コードとの接続部がギボシ端子になっていますが、必要ないので切り落としてしまいます。
そしてHDROP-14に付属してきた赤色の接続具を使ってヒューズ電源と繋げます。
こんな感じになります。(黄色の配線も同様に取り付けます)
これで取り付けの準備が整いまいた。
実際に車へ取り付けていこうと思います。
まずはヒューズボックスのヒューズと先ほど繋いだヒューズ電源を差し替えます。
ヒューズボックスは助手席の左足元あたりのカバーを開けるとあります。
あらかじめ差し込んである青色の15Aヒューズを抜いて、同じ場所に電源ヒューズを差し込みます。赤丸で囲った場所に赤い配線(AAC電源用)、黄色丸で囲った場所に黄色い配線(常時電源用)の電源ヒューズを差し込みます。
こんな感じになります。
ここでも注意点があるのですが、ヒューズ電源には正しい向きがあるようです。
数字の向きは関係ないようで、詳しく知りたい方はエーモンさんのHPを見てもらえたらと思います。
次にアース線を取り付けます。ボディの金属に締めてあるボルトを緩め、隙間にアースのクワ型端子を差し込み、ボルトをしっかり締め込みます。
お疲れ様でした!
あとは同様に車内のカバーの隙間を通して前方カメラに配線を差し込んで完了です。
エンジンをかけてカメラの写りを確認しながら、前方カメラと後方カメラをちょうどいい位置に貼り付けてください(^^)